黄金の花
- アイテムセット
- 作品目録 1917〜1977
- 作品タイトル
- 黄金の花
- 製作
- 千代紙映画社
- 作者・スタッフ
- 作画:大藤信郎
- 巻数
- 1
- 公開年月日
- 1929年
- フォーマット
- 35mm
- 色
- 白黒
- 音声
- サイレント
- 尺(長さ)
- 122m
- 時間
- 7分
- 略筋
- 昔、田能木の里に、団子兵衛という神楽師が母親と細々暮していた。隣村の祭に招かれ神楽を舞い、お礼をもらい夜道を急いで帰った。途中道を間違え、山中に迷い込んだ。突然、目の前に大蛇が現われ、団子兵衛びっくり仰天。「私は田能木生れの団子兵衛と言う者、命だけはお助けを」と言うと、大蛇はこれを聞き違え、「たぬき (田能木)は七化と聞く。ばけて見せろ」とせまる。団子兵衛は神楽の面があったのを思いつき、 おかめ、ひょっとこ等の面をつけ踊る。大蛇は団子兵衛を許す。一安心と煙草を一服吸うと、大蛇は煙草のヤニが大嫌いだと言う。蛇はお前は何が嫌いかと問うので金が一番恐しい。金のため親子や兄弟もけんかすることがあると説明する。団子兵衛は、やっと村に帰り村人達にこの事件を話した。村人達は村中のヤニを集めて大蛇を退治した。と、一天にわかに荒れて大蛇の亡霊が仕返えしに来て、金貨を団子兵衛めがけて投げつけた。
- 解説
- シネカラー、レコード・トーキーとして試作されたが、一般上映はモノクロ・サイレント版。落語「田能久」の漫画化。
- リストID
- NAE0132
- 掲載ページ
- 200